
2026年2月15日、日曜日の京都競馬場メインレース、G2京都記念。
春のG1戦線を見据えた重要な一戦において、確信を持って本命に推したい馬がいる。
それがジューンテイクだ。
昨年のG2京都新聞杯覇者でありながら、今回は人気の盲点になりそうな気配がある。
しかし、集められたデータ、血統、そしてコース適性を分析すればするほど、この馬が「買い」であるという結論に至った。
さらに、このレースには数字だけでは語れない特別なドラマがある。
2月28日で鞭を置く主戦・藤岡佑介騎手との絆だ。
人馬一体、有終の美を飾る準備は整った。ジューンテイクを本命にする7つの根拠をここに詳解する。
ジューンテイク:プロフィールと基本データ
まずは今回の主役、ジューンテイクの基本スペックを確認しておこう。
| 馬名 | ジューンテイク(牡5歳・栗東) |
| 父 / 母(母父) | キズナ / アドマイヤサブリナ(シンボリクリスエス) |
| 通算成績 | 16戦3勝 [3-2-1-10] |
| 総賞金 | 1億3,160万円 |
| 主な勝ち鞍 | 2024年 京都新聞杯(G2・京都芝2200m) |
本命にする7つの根拠
① 京都競馬場での圧倒的実績:この舞台は「庭」である
最大の強調材料は、何と言ってもコース実績だ。
ジューンテイクは2024年、今回と全く同じ舞台である「京都芝2200m外回り」で行われた京都新聞杯(G2)を制している。
3歳時に京都芝2000mでも優勝経験があり、京都コース特有の「3コーナーの坂」と「直線の平坦」を完全に味方につけている。リピーターが活躍しやすい京都記念において、同コースでの重賞勝ちは何よりも重い「証明書」となる。
② 血統面からの優位性:キズナ × ロベルト系の黄金配合
血統データもジューンテイクを強力に後押しする。
父キズナは現役時代に京都新聞杯を制しており、産駒もこのコースを得意としている。
・キズナ産駒の京都芝2200m成績: 複勝率 42.2%、勝率 15.6%
・母父シンボリクリスエス(ロベルト系): 消耗戦に強く、タフな流れで底力を発揮する
父の「平坦適性」と母父の「持久力」を兼ね備えたこの配合は、まさに京都外回り2200mのためにあるような血統構成だ。
③ 前走・中日新聞杯での復調の兆し
一時期2桁着順が続きスランプに陥っていたが、前走の2025年12月13日、中日新聞杯(G3)で見事な復活を遂げた。
・着順: 3着(勝ち馬と僅差)
・走破タイム: 1:57.8(芝2000m)
・上がり3ハロン: 33.6秒
・馬体重: 500kg(+10kg)
プラス10kgの馬体重は太め残りではなく成長分であり、上がり33.6秒の鋭い末脚を使えたことは完全復調の証だ。叩き2戦目の上積みが見込める今回、状態はさらに上がっている。
④ 過去10年データ:減点材料ゼロの「選ばれし3頭」
過去10年の京都記念の傾向を分析すると、好走馬には明確な条件がある。
・7歳以下の馬が好成績(ジューンテイクは5歳)
・前走グレード競走組が有利(前走G3)
・栗東所属馬が圧倒的に優勢
・前走距離は2200m以下からのローテが連対候補
これら全ての条件をクリアし、「減点なし」と評価されたのはサフィラ、シェイクユアハート、そしてジューンテイクのわずか3頭のみ。
データ的死角は見当たらない。
⑤ 京都芝2200m外回りとの相性
このコースはスタートから1コーナーまで397mと長く、枠順の有利不利が少ない。しかし、勝負の分かれ目は3コーナーにある高低差4.3mの「淀の坂」だ。ここを下りながら加速し、直線の平坦で末脚を持続させる能力が問われる。
ジューンテイクは好位からの差し切りを得意としており、坂の下りで勢いをつけて直線で抜け出す競馬スタイルがこのコースに合致している。
⑥ 藤岡佑介騎手引退前の特別な意味
競馬には「ドラマ」が勝敗を分ける瞬間がある。主戦の藤岡佑介騎手は、調教師への転身に伴い2026年2月28日での現役引退が発表されている。
本レースが2月15日開催であることを考えると、これが藤岡騎手にとってジューンテイクと挑む最後の重賞になる可能性が高い。
かつて京都新聞杯を共に制したパートナーと挑む、思い出の地・京都での大一番。鞍上のモチベーションは限界突破しているはずだ。
「引退ヤリ」という言葉では片付けられない、ホースマンとしての執念に期待したい。
⑦ ライバル馬との比較優位性
人気を集めるであろうエリキング(前走菊花賞2着)は強力だが、休み明け初戦の不安がある。昨年の覇者ヨーホーレイクは8歳となり、データ的には上積みが見込みづらい年齢に差し掛かった。また、有力馬ヘデントールは前走からの距離短縮がデータ上の減点材料となる。
消耗戦になればなるほど、ロベルト系の血を持つジューンテイクのしぶとさが際立つ。
他馬に不安要素がある中、コース実績・調子・騎手の想いが三位一体となった本馬の信頼度は極めて高い。
まとめ:本命推奨
本命:⑫ ジューンテイク
データ、血統、コース適性、そして調子。全てのピースが「買い」を示している。
特に「父キズナ×京都2200m」という黄金の血統背景と、「前走での完全復調」という事実は揺るがない。そこに、引退を控えた名手・藤岡佑介騎手の渾身の手綱捌きが加わるのだ。
2年前の京都新聞杯の再現を。そして、藤岡佑介騎手に最後のはなむけとなる重賞タイトルを。
ここは迷わず、ジューンテイクから勝負する。


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