

「小顔」のあらすじ
小さい!とにかく小さい! 豆粒みたい! 握りこぶしサイズ!
世はまさに、狂乱の『小顔』至上主義時代!
テレビも雑誌もネットも、金太郎飴のように『小顔!小顔!小顔!』の大合唱! まるで顔の大きさこそが、人間の価値を決める絶対基準であるかのように! 息が詰まる!
だがしかし、 この息苦しい画一的な美の牢獄に、敢然と異を唱える一人の戦士がいる!
その名は、スーパームーン子!
ご覧ください、この中秋の名月もかくやという、圧倒的な存在感と神々しいまでの輝き(テカリ?)! これぞ天賦の才! 個性の爆発!
彼女は来るべき革命の日、すなわち『大顔こそステータス!』『ビッグフェイス is ゴージャス&インテリジェンス!』と世界がひれ伏し、熱狂的に称賛する『大顔黄金時代』の到来を、今日も枕を涙で濡らし、歯ぎしりしながら、いや、いつか来るその日のために、最高の笑顔と存在感を磨きながら、密かに、しかし誰よりも熱く、激しく、切実に待っているのだ!
その栄光の未来が訪れるその日まで、集合写真では強制的に最後列! 帽子やヘルメットはメンズサイズでもギリ! マスクはもはや顔パンツ状態! …など、彼女の涙ぐましい苦悩と、巨大なコンプレックスとの終わりなき闘争の日々は続く!
負けるな、スーパームーン子! その『大きさ』が、世界標準になる日は近いぞ!

小顔の人が本当増えましたよね。
年の離れた弟がいるのですが、かなり小顔なんですよね。
同じ親から生まれたはずなのに…
食生活などが関係しているのかな?
コメント