
「落とし穴」のあらすじ
空き地に掘った手作りの落とし穴。
竹串と葉っぱで綺麗にカモフラージュし、物陰でワクワクしながら獲物を待っていた。
近所の小学生か、それともイジワルな野良猫か。
だが、夕闇の向こうから歩いてきたのは、黒塗りの車列と厳重なSPを従えたアメリカ合衆国大統領だった!
なぜ日本のこんな地方都市に!? とがパニックを起こす間もなく、機嫌よく歩いていた大統領は、豪快にすっぽりと穴へ落下。
「ドッシーン!!」
穴の深さを読み誤ったのか、落ちどころが壊滅的に悪かった大統領は、首を妙な角度に曲げたまま一切動かなくなった。
「オーマイガー! 大統領が……大統領が息をしていないッ!?」
「暗殺だ! 巧妙に仕掛けられた暗殺兵器だッ!!」
静まり返る現場。狂ったように鳴り響く警報。
ただの「ちょっとした悪戯」で穴を掘っただけの男は、この日を境に「超大国のトップを爆速で沈めた世界最凶の国際テロリスト」として、CIAとFBIから指名手配されることとなったのだった……。

いたずらじゃ済まされない




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